2015年10月15日(木)、16日(金) @茨城県水戸市 青柳公園水戸市民体育館
全国塗装技能競技大会が開催され、全国から集まった47名の職人たちが日頃より磨いた塗装技能を競い合いました。当社からは東京都代表として清水義行氏が出場しました。
開会式
茨城県水戸市 青柳公園水戸市民体育館にて、第24回全国建築塗装技能競技大会が10月15日(木)、16日(金)の2日間に渡って開催されました。
全国から47名が選抜され出場しました。
当社からは東京都代表としてゼッケン4番 清水 義行氏が出場しました。
課題見本
会場の入り口近くには課題の見本がありました。右側面以外は実施要項で決められた寸法や色通りに正確に仕上げなければいけません。右側面はフレックスコート自由仕上げ(自由課題)です。今大会の自由課題のテーマは「ホテルの柱」でした。
金ゴテで地付けを行っているところ。使用する道具は実施要項で指定されています。
区画線を引いているところ。正確さも審査ポイントとなるため、左下を基準として正確に引く必要があります。
区画線の中を調色した2色で塗り分けます。
1日目終了時の状態。左側面の塗り分けは完了。中央部は単層弾性(緑)を多孔質ローラーで仕上げています。右側面の自由課題部分は、地付けとパターン付けまで終わらせていました。
2日目は自由課題から着手しました。そして、乾き待ちの間に他の作業を進めます。
単層弾性の両脇にフレックススウェードを塗布し、木目用の道具を使って木目模様を描きます。
自由課題の仕上げに扇子に乗せたラメを吹き付けて輝きを出しました。
清水氏は「中央職業能力開発協会 会長賞」を受賞しました。