名称 | 研磨工具 |
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登録番号 | 1695379 |
リンク | https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/DE/JP-2020-022254/A25711EF2B31CF326FFAD859B6670CD6C96921E6BD7C7BAE21667CBCADD80CBB/30/ja |
意匠に係る物品の説明
本物品は、石膏やドロマイト、石灰などを材料としたプラスター材などを用いた建材ボード表面のパテ処理後に残る微細な凹凸を研磨することで平滑化する研磨工具であり、硬度の異なる複数の発泡剤の間に硬度の高いプラスチック材を配置した積層構造の中間層(正面図・背面図)と、この中間層の一方の面には、持ち手側となる土台(平面図)を備え、中間層の他方の研磨面側(底面図)に研磨紙を貼り付けて使用するものであり、研磨面側から発泡剤に至る所定深さの複数の貫通孔(底面から見た斜視図)が形成されていることで、研磨紙と研磨面の吸着力を高め研磨紙の位置ずれの防止と作業者の押圧力を研磨すべき対象物に均一に分散させて研磨することを可能としている。
持ち手側とした土台面側は孔部を設けない構成としたため、土台面側に研磨紙を張り付けた際の凹凸が少なくなり、研磨すべき対象物にきめ細かい研磨が行える。
作業者が研磨すべき対象物について所望の研磨が施せるよう、研磨具の両面を選択して使用できる研磨具としている。
意匠の説明
正面図、背面図及び底面から見た斜視図に明示されるように、複数の穴部を設けた研磨面側と持ち手側となる土台面側の先端部部が所定角度となるように形成された立体構造により研磨対象の隅部まで研磨可能とし、底面図に示される複数の円状のパターンの孔部が規則性をもって配置されることで研磨対象物に均一に押圧力が発生されることとなり、機能美と装飾美とが融合した美感を呈している。